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2017年9月25日 (月)

「働き方改革」関連ニュース

★電通は変われたか 一筋縄でいかぬ働き方改革

https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21HAR_S7A920C1CC1000/

「『事件前には考えられないほど勤務時間が減った。』『仕事量が以前と同じなのに社員が増えず、勤務時間の短縮だけを急激に進めるのは難しい』『都内の女性(24)は今春、体調を崩し、新卒で入社した広告会社を辞めた。電通の下請けが大半で、同社の社員と一緒に働くことも多かったという。「ただでさえ忙しいのに事件後は電通が引き受けられない分をカバーするため、仕事の負担が急増した」』」

電通の現状を報じるニュース。かなり軋轢が生じている様子。
あれだけ巨体だと、すんなりと働き方改革を軌道に乗せるのは難しいというのはやむを得ない。けれど、そのしわ寄せを取引先に回すのはあってはならないこと。経営陣が本質的かつ根本的な対応を考えていかないと現場は混乱するばかりではないかと感じられる。

★フジマキ「『働き方改革』を推進するなら終身雇用制度を廃止すべき」

https://dot.asahi.com/wa/2017091900067.html?page=2

「政府は次の臨時国会の目玉として、「働き方改革」を挙げている。ただ、所得税の累進カーブの修正、終身雇用制と年功序列制の廃止を盛りこまないと、抜本的改革など無理なのだ。米企業では、労働者全員が明日にでも解雇される恐れがあり、全員が非正規とも言える。望まない転勤を強いる企業はない。同一労働は同一賃金だ。クビを切られたり、閑職に追いやられたり、定年後の仕事の斡旋がなければ、生活のめどを失う。転職市場が米国ほど発達していない日本では、非常に怖い話だろう。終身雇用制が、国の基幹政策さえも誤らせているのかもしれない。」

今だに、短期思考の欧米型成果主義経営を礼賛する評論家がいるとは驚き。モルガン出身のようで、弱肉強食、優勝劣敗の価値観がこびりついているのだろう。少しは人本経営実践企業を学んでほしいものだ。せめて伊那食品工業の経営を理解して語られたらどうかと思う。日本維新の会の国会議員でもあると経歴にあるが、大丈夫なのかこの政党。

★働き方改革関連法案 閣議決定を見送りへ 衆院選後に

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20170920/k00/00m/010/105000c

「残業時間の上限規制が当初予定の2019年4月から実施できない可能性も出ている。厚労省幹部は「通常国会は来年度予算の審議が最優先」と語り、法案審議が遅れることを危惧する。成立が遅れれば、19年4月予定の施行がさらに遅れる可能性が高いためだ。連合の神津里季生(こうづ・りきお)会長は「法案審議の先送りは問題だ。過労死をゼロにするため、残業規制は一刻も早く措置すべきだ」と述べた。」 

結局、政局で安倍首相が最大の懸案としていた働き方改革関連法の成立が先延ばしになる可能性が高まってきた。準備してきた方は梯子を外された格好で釈然としないだろう。これで気が抜けて、骨抜き状態になっていかないといいが。まあ、法律が真の働き方改革を実現するための最重要事項ではないのでそれほど気にはしないけれど。

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