« 第702号『人本経営の「守破離」』 | トップページ | 第703号『マネジメント革命「管理から支援へ」』 »

2017年9月19日 (火)

「働き方改革」関連ニュース

★人事評価、時間から質へ

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO2118970015092017EA5000/

「時間から質の重視へと仕事を転換するため、人事評価の基準を見直す動きが広がり始めた。オリックスは全社員を対象に賞与に関わる人事考課の評価の仕方を変える。これまでは勤務時間にかかわらず、成約件数やリースの取扱高などを評価していた。今後は同じ成果であれば短い勤務時間で業務を終えた社員の評価を高める。」

生産性と評価制度を連動させようとする意図はわかる。
しかし、これも制度より風土が成功の鍵と思う。
社員同士の相互信頼関係がない会社や組織でこのような評価制度が入れられたら、利他性はさらに棄損され、ギスギスしていくことは火を見るより明らか。
制度よりも誰かに負担がかかるような仕事の進め方になっていないか充分な話し合いを行い、誰かが抜けても労働時間が偏らない仕事の進め方を、皆が納得するようにマネジメントしていくことが先決だろう。

★外食、苦肉の省力調理 求人倍率3倍、確保難航

https://www.nikkei.com/article/DGXKASDZ12H2Y_R20C17A8MM0000/

「人手不足に悩む外食企業が省力化投資を進め、調理作業を効率化する。「築地銀だこ」を運営するホットランドは専用の自動たこ焼き器を全国の店舗に順次導入する。グルメ杵屋は手打ち実演が売り物のうどんチェーン「杵屋」で製麺機を導入する。調理や接客・給仕の有効求人倍率は3倍台と高い。競争が激しい中、人件費の増大を抑え、価格への転嫁を極力防ぐ。」

ピンチをチャンスに変える競争が外食の現場では始まっているということを伝えるニュース。無理と思わず、どうしたら出来るか。この問いかけに考えて人間らしい答えを出していく企業が、今後生き残っていくことだろう。
どんな進歩があるのか期待して見守りましょう。

★「働き方改革ブーム」に物申す? "高い広告費出してまで伝えたいメッセージ"とは

http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/13/cybozu_a_23208414/

「「なんですか、そのありがた迷惑なプレミアムフライデーとやらは」  業務効率を向上させるためのサービスを提供する会社「サイボウズ」が、「働き方改革ブーム」に対し、意見広告を掲載した。」

サイボウズが間違いだらけの働き方改革を批判する広告を出したというニュース。
たしかに、変な方向に行きかねないと危惧される事案が増えてきている。
特に厚生労働省系の政策は陳腐なものが多すぎる。
正社員比率を高めるため、非正規社員を正社員にすると助成金を支給する制度など顕著である。この制度のせいで、どれだけ本来最初から正社員で雇用されていた者が非正規社員として雇用されるようになったことか。
来年度も労働時間関係でえげつないものが用意されている。
助成金をばら撒いて政策誘導しても、決して本質的な働き方改革は進まない。
むしろ行政は旗振りだけをして、あとは企業の自助努力に任すべきだと思う。

|

« 第702号『人本経営の「守破離」』 | トップページ | 第703号『マネジメント革命「管理から支援へ」』 »

ニュースクリッピング」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「働き方改革」関連ニュース:

« 第702号『人本経営の「守破離」』 | トップページ | 第703号『マネジメント革命「管理から支援へ」』 »