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2013年9月 9日 (月)

第500号『500号刊行に改めて考える新SVC通信の役割』

とうとう新SVC通信は、発行500号となりました。

第1号を出したのは2003年9月1日でしたから、実に丸10年間、毎週発行し続けたことになります。当通信も紆余曲折を経て現在では「「人を大切にする会社」に関するトータル情報誌」という内容になっているかと存じます。500号発行を契機に通信のサブタイトルもそのように変更させていただきます。今後、ますます人本主義を世に知らしめ、広めていくための啓蒙誌として皆様のお役に立てていだけるよう質を向上させていきたいと存じます。これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

■降りていく経営者が次代の主人公

歴史的にみるとわが国は西から社会的革命が起きています。明治維新もそうでした。先の大戦も残念ながら西日本に落とされた原爆で終戦となったのです。今、時代は金を大切にする社会(拝金主義)から人を大切にする社会(人本主義)へ加速度的に移ろい出しています。

維新のとき、志士たちですらその後の社会がどうなるかなど誰も正確には見えていなかったでしょう。ましてや、国を挙げて戦争しているときには戦後をイメージできた人など皆無であったと思います。

ですが、「あぁ、もう時代は変わる。慣れ親しんだ当たり前の価値観がこれからはもう通用しない。」という想いを持った人たちは少なからずいたでしょう。

そして、そういう人たちの声を上げる勇気と行動が新しい価値観をつくり、次世代に光を灯すことになっていったことは歴史が証明しています。

その役割を担ったのは、明治維新のときは幕末の武士たち、大戦のときは大日本帝国の将校たちでした。その行動によって今の自分の身分は失われてしまうかもしれない。しかし、彼らは行動し新しい時代を切り開いていったのです。

現代においてこの役割を担うのは、間違いなく経営者たちでしょう。

拝金主義の会社では、一番偉いのは社長です。金で物事を、そして人までを支配してきました。しかし、時代は変わりました。ブラック企業キャンペーンが広まってきているように、この経営は急速に成り立たなくなっていくのです。

先見性のある経営者は変わり始めました。それまでの傲慢な態度を悔い改め、社員たちに詫びました。これからは皆が幸せに感じる会社にしていく、とそれまでの社長第一から社員第一に経営の優先順位の位置づけを変える行動をとったのです。

それは、会社で最も汗をかく役になるということを意味しています。金満体質の経営者からすると、これまでに得てきた社長特権をすべて捨てるということになります。それは平日のゴルフや豪華な社用車であるかもしれません。

そういう社長からすれば、社長特権を剥ぎ取られるということは死を意味することと同様かもしれません。武士たち、軍人たちがこれからの時代は変わると今の自分たちの特権を捨ててまで時代革新を実践しました。そして新しい時代が幕開けしました。

その結果、封建的な武士や軍国主義の軍人が葬り去られていきました。今後、人本主義革命が世に広がっていくと金満体質の経営者は世の中から葬り去られていくことになるでしょう。

そのような経営者の周辺にいる場合、巻き込まれて犠牲になる場合が考えられます。社長一人の問題では決してないのです。今を生きるすべての人の問題です。会社や職業を選択するのは自分なのですから。

社員の幸せ追求を第一に考えるように降りてきた経営者が、次世代の社会では中心になってくることでしょう。その兆候はあらゆる地域で確認することが出来ます。それは当通信で「人を大切にする会社」の成功事例としていくつもご紹介してきました。一企業だけでなく社会的な変革が起きつつあります。そうした時代に、当通信はこれからもさらに人本主義革命が世に広がるように確信的な誌面にしていく所存です。ご期待ください。

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コメント

小林様

こんにちは!

>社員の幸せ追求を第一に考えるように降りてきた経営者が、次世代の社会では中心になってくることでしょう。その兆候はあらゆる地域で確認することが出来ます。

坂本先生の「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズを読み、現在坂本研究室に所属して勉強すればするほど小林様の言うのは間違いないという確信になっています。

これから、そういう意味において日本企業がどんどん変わって行き、社員が働きやすい環境の元、世界をリードしていける日本になることを願ってやみません。

投稿: 村田光生 | 2013年9月18日 (水) 10時32分

村田さん、勇気づけられるコメントありがとうございます。
これからの時代、とても面白くなってくるでしょう。
最前線で活動できることに本当に感謝です。
今後ともよろしくお願いします。

投稿: 小林秀司 | 2013年9月18日 (水) 12時32分

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